この記事は約5分で読めます

多くの人は、プロパンガスに対して「価格が高い」という印象をお持ちではないでしょうか。既にプロパンガスの賃貸住宅にお住まいの方や、都市ガスが整備されていない地域では、プロパンガスを選択するしかありません。そこで仕方なくそのまま使い続けている方も多いのではないかと思います。

このように仕方なくプロパンガスを使い続けているだけでは、思わぬ損をしてしまうかもしれません。だからこそ、この機会にプロパンガスについての知識を得て、賢く使ってみませんか?

今回は、プロパンガスが高い理由や相場価格の調べ方節約の方法、そしてガス会社乗り換えのノウハウなどについて詳しくご紹介していきます。本記事をご覧になることで、ガス代を気にすることなく快適な暮らしを手に入れることができますので、ぜひ参考にしてみてください。

なぜプロパンは高い!?一戸建てならプロパンガス・都市ガス・オール電化、どれを選べば正解なの?

プロパンガス 都市ガス オール電化
一戸建ての場合、ガスの選択肢として「プロパンガス」「都市ガス」「オール電化」の3つの選択肢があります。では、これら3つのうちどれを選ぶのが正解なのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

プロパンガス・都市ガス・オール電化で迷ったら?初期費用が圧倒的に安いのはプロパンガス

まず、「プロパンガス」「都市ガス」「オール電化」それぞれのメリット、デメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

1.プロパンガス
プロパンガス特徴
<メリット>

  • 都市ガスやオール電化よりも、初期費用を安く抑えることができる(工事費無償貸与のケースあり)
  • プロパンガス事業者を自分で選ぶことができる
  • 発熱量が高い(都市ガスの約2倍)
  • ガスボンベの設置スペースがあれば使う場所を選ばない
  • 災害時の復旧が早い

<デメリット>

  • 毎月の料金が高くなりがち
  • 解約時に違約金が発生する場合がある
  • ガスボンベを設置するためのスペースが必要

プロパンガスの料金が高いというデメリットを解消するには、診断サイトなどを調べて、自分に合った優良なガス会社を選ぶことが大切です。

2.都市ガス
都市ガス 特徴
<メリット>
・ガスボンベを設置するスペースが不要

<デメリット>
・ガス導管がない場合は利用できない
・初期の工事費用が高額
・災害時の復旧に時間がかかる

一戸建てで都市ガスを選ぶ場合、毎月のガス料金は抑えられますが、新築時に掛かる初期費用(ガス管工事当)が高額になる場合があるのでデメリットと言えます。その点、ガスボンベの設置スペースさえあれば使う場所を選ばないプロパンガスは有利だといえるでしょう。
都市ガスの特徴やメリット・デメリットについては、以下のこちらでもさらに詳しくご紹介していますので、併せてご覧になってみてください。

3.オール電化
オール電化 特徴
<メリット>

  • プロパンガスに比べてエネルギーコストが安い(夜間電力を使用した場合)
  • 火が要因となるトラブルが起きにくい
  • 料理中、部屋に熱がこもりにくい

<デメリット>

    工事費用(導入)が高い

  • 料理時間がかかる場合がある
  • 炙り料理ができない
  • 網焼きができない
  • 使用できる調理器具に制限がある(IH専用)
  • 停電時に使用できない

オール電化の場合、火が要因となるトラブルが起きにくいのはメリットではありますが、プロパンガスと比べて初期費用が高い点は、デメリットと言わざるを得ません。こちらでは、プロパンガスと電気料金の比較も行っておりますので、併せて参考にしてみてください。

3つを比較しますと、プロパンガスの場合は毎月の支払いは少し高くなってしまいますが、初期費用がほぼ0円になるため、新築時にはうれしいことです。その分、日々の工夫でガス代を節約してみるのはいかがでしょうか。また、災害時の復旧が早い点からも、プロパンガスがおすすめだといえるでしょう。

 一戸建てのプロパンガスの料金の仕組み

プロパンガス料金の仕組みがどのようなものか、ご存じでしょうか。ここでは、ガス料金の仕組みについて詳しく見ていきましょう。

1. プロパンガス料金の計算の仕組み
プロパンガス 料金計算
ガス料金の計算方法は、「基本料金+従量料金」となります。
※上記計算式は一例です。各社さまざまな料金形態があります。

2.従量料金について
従量料金とは、プロパンガス1m³あたりの単価料金(従量単価)にガスの使用量をプラスした料金のことをいいます。つまり、使用した分だけ料金がかかるのです。

3.基本料金とは

ガスの使用量に関係なくガスの安定供給のため固定的に発生する経費
容器・自動切替調整器・ガスメーター等の供給設備
LPガス販売事業者賠償責任保険料
設備の点検・調査等の保安管理費
検針・集金等の管理費

基本料金は、ガスの使用料に関係なく毎月固定で発生するものですが、地域やガス会社によって金額は異なりますので注意しましょう。

一戸建てに住む場合、新築するときにプロパンガス設備の工事を依頼すると、工事費用を無償でというケースも少なくありません。しかし、その設備を「無償貸与契約」という形で契約していると、「無償」とうたいながらも毎月の料金に上乗せ請求されている可能性があります。つまり、契約者は知らないうちに、この上乗せ分を支払い続けているということになるのです。

場合によっては、工事費用を回収した後もガス会社は請求を続けている可能性がありますので、しっかりと無償貸与契約の仕組みについても確認しておくことをおすすめします。
こちらでは、無償貸与契約の仕組みについて詳しくご紹介していますので、併せて参考にしてみてください。

ガス料金が高くて困ったら?相場価格と節約のアイデア

うちのガス料金は相場価格?相場が公表されているサイトはココ

ガスの平均使用量
あなたのお住まいの一戸建て住宅のガス料金は、おいくらでしょうか?
地域や家族構成によって平均使用量は異なりますのが、まずは相場を確認していきましょう。
核家族(世帯人数3~4人)の平均使用量としては8.9~11.3m³となっています。また、二世帯住宅(世帯人数5~8人)の平均使用量は11.7~12m³となっています。
また、2018年4月時点での基本料金相場は、1,609〜2,094円です。
お住まいの地域などによって相場は異なりますので、ご注意ください。
こちらでは、相場についてさらに詳しくご紹介しています。

また、自分が支払っているガス代が相場価格であるかどうかを調べたい場合は、こちらのページで診断することができますので、ぜひ参考にしてみてください。

【キッチン・お風呂で実践!】ガス節約のアイデア

ガス代節約方法
「できる限りガス代を節約したいけど、具体的に何をすれば良いのか分からない……」という方もいらっしゃるかと思います。ここでは、ガス節約のアイデアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

・お湯を沸かすときは給湯器のお湯を使う
1リットルほどのお湯を沸かす場合であれば、給湯器の方が効率よくお湯を沸かすことができます。また、省エネにもつながりますので、意識してみましょう。

・洗い物は洗う前に水につけるか、ボロ布で汚れを拭き取ってから
洗う前に水につけておいたり、ボロ布であらかじめ汚れを拭き取っておいたりすることで、使用するお湯の量減らすことができます。当然、使用するお湯の量が減れば省エネにもつながりますので、こちらも意識してみてはいかがでしょうか。

・浴槽に水をためて沸かすより、お湯をためる
給湯付きの風呂釜の場合は、水を沸かしたり、追い焚きをしたりするよりも、給湯の方が短時間でガスを効率良く使用できます。

こちらでは、ガスの節約方法がたくさん載っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

一戸建てのガス会社を乗り換える前に!確認すべきポイントと交渉の秘訣

ここまで、相場価格を調べる方法や、ガス代を節約する方法などをご紹介してきましたが、中には「相場を調べたら高かった」「節約方法を試しても安くならなかった」という方もいるでしょう。その場合は、ガス会社の乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。ここからは、ガス会社の乗り換えを行う際に確認すべきポイントや、交渉の秘訣などをご紹介していきます。

契約期間の残存年数はない?解約時のトラブルに気を付けて

プロパンガスを解約する場合、一体どんな費用が請求される可能性があるのでしょうか?可能性として、以下の3つが挙げられます。

  • 解約金(5,000〜1万円)
  • 違約金(5〜20万円)
  • 撤去費用(1万5,000円前後)

ガス会社を乗り換える際に発生した違約金などは、変更前のガス会社へ自分自身で支払うのが一般的です。契約期間が多く残っている場合、高額な違約金を請求されてしまう可能性もありますので、事前に契約内容をしっかりと確認しておくことが大切になります。
ガス 解約
ただ、仮に高額な違約金を請求されたとしても、違約金を清算して他社に乗り換えた方が、長期的にみた場合にコストを抑えられる可能性もありますので、どちらの方が長期的に見てコストを抑えられるのか、慎重に判断するようにしましょう。

このように、ガス会社への乗り換えは、解約時に違約金が発生することもあるため、トラブルへと発展してしまうケースも少なくありません。このようなトラブルを防ぐためにも、契約時に契約書をしっかりと確認することが大切です。

プロパンガス会社と交わす契約書は、「液化石油ガス法14条書面」といい、この契約書に記載された条項は、法的な拘束力を持ちます。つまり、契約書に署名、捺印をした時点で「契約内容に同意した」とみなされてしまうのです。

特に以下の4点は必ず確認するようにしましょう。

  • 契約期間
  • 料金設定
  • 所有関係
  • 契約解除時にかかる料金

不当なガス料金の値上げに合わないようにするためにも、しっかりと契約書の確認を行うことをおすすめします。

光熱費は下がる?値下げの秘訣はガス会社乗り換えのプロに頼もう

ガス代を値下げするための方法として、ガス会社の乗り換えという手段があることはお分かりいただけたかと思います。しかし、注意しないとトラブルが発生する可能性もあるのです。そこでおすすめなのが、ガス会社に詳しく、たくさんの乗り換えサポートを紹介してきた「ガス会社紹介サービス」の利用です。

ガス会社紹介サービスを活用すると、今より安く信頼できるガス会社を紹介してくれるだけでなく、手続きが簡単になったり、乗り換え後もサポートを受けられたりすることもあります。

ガスリサーチでは、無料でガスの乗り換えをサポートし、多くの事例をもとに最適なサポートをさせていただいておりますので、ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。
ガスリサーチ 乗り換え

まとめ

今回は、プロパンガスの料金相場や、乗り換え時のポイントなどについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?最後に、もう一度今回のポイントを振り返ってみましょう。

  • プロパンガスは、都市ガスやオール電化よりも導入時の初期費用を抑えることができ、おすすめ
  • キッチンやお風呂の使い方を工夫することで、ガス代の節約につながることができる
  • ガス会社を乗り換える際のトラブルを避けるためにも、契約内容をしっかりと確認しておく
  • 契約時は、サインを交わす前に必ず「契約期間」「料金設定」「所有関係」「契約解除時にかかる料金」を確認しておく
  • ガス会社の乗り換えはプロに相談できるサービスを使うと良い

あなたの家のガス料金は、相場価格でしたか?もし相場価格よりも高い場合は、まずガスリサーチの見直し診断を利用してみてはいかがでしょうか。