この記事は約5分で読めます

毎月のプロパンガス代が高いと感じていませんか?そんなあなたには、シャワーやお風呂、キッチンなどちょっとした工夫をするだけで、今日から節約ができます。さらに、ガス代の基本的な仕組みと相場料金を知ることにより、大幅にプロパンガス代の削減が見込まれます。最後までお読みください。

プロパンガス、LPガス、節約、見直し

プロパンガスの使用量を下げる3つの節約方法

【使用量の節約術1】お風呂、シャワー

家庭のガス使用量の75%はお風呂やシャワー

生活の中で最も多くガスを使用するのは、お風呂やシャワーなどの入浴だといわれています。入浴は家庭のガス使用量のうち約75%を占めるため、お風呂やシャワーの使い方を工夫することでガス料金を今より節約できます。

ガスの使用量を下げるためのお風呂とシャワーの使い方は、以下の3点です。

<その1>湯船にためるお湯の量を減らす
ガス代が高いと悩んでいる人は、まず、お湯の量をチェックしてみましょう。湯船からお湯があふれるギリギリまでためる家庭が多いと思いますが、大体半分ぐらいまでにしておけば、十分身体が温まります。
ガスと水の両方節約できるのでお得です。

<その2>シャワーの使用量、使用時間を減らす
シャワーを使う際には、お湯を出しっぱなしにせず、こまめに止めてシャワーを出す時間を短縮しましょう。
また、シャワーの使用時間を15分以内に短縮すると、湯船にお湯をためるよりも節約できます。

<その3>浴槽のふたをこまめに閉めておく
お風呂のふたをこまめに閉めておくだけでも違います。ふたを閉めておかないと、湯船の温度が逃げて冷めてしまうので、追い焚きの回数や時間が減ります。
家族世帯の人なら家族で入浴の間隔を空けないなど、湯温を冷まさせない工夫が効果的です。

さらに、お風呂の節約について知りたい人はこちらへ。

このように、使わない間のシャワーを止めたり、湯船の湯量や給湯温度を変更したりすることでガスの使用量を減らしていけます。意識して、ガス代の節約に励みましょう。

【使用量の節約術2】キッチンのガス、コンロ

お風呂やシャワーに次いでガスを多く使用するのが、キッチンです。キッチンでは小さな節約を積み重ねることで年間のガス使用量を大きく節約できます。

ガスの使用量を下げるためにキッチンでできる工夫は、以下のポイントを参考にしてください。

<その1>食器洗い時の温度を下げる
食器を洗う際、季節により温度の設定を見直すだけで節約することができます。
夏場は熱いので低い温度で食器を洗えばガス代が多くかかりませんが、冬場は冷たい水から、熱いお湯に温度を上げるために多くのガスを使うことになりますので、設定温度を2~5度ぐらい低めにしてあげると、ガス代が抑えられます。

<その2>鍋の大きさに合わせて火力を調節
調理の際、鍋からはみ出てしまうほどの火力で調理するのは、ガス代の無駄遣いです。鍋ややかんの大きさにあった火力で調節して、調理しましょう。

<その3>調理方法で節約
煮物を作る際、落しぶたをしたり、圧力鍋を使って調理したりすれば、時間短縮だけでなくガス代の節約にもつながります。また、吹きこぼれや汚れでコンロのバーナーは目詰まりしがちになってしまうので、定期的にお手入れをすることで、ガスコンロがきれいになるだけでなく、節約にもつながります。

お風呂やシャワーと比べるとキッチンのガス使用量は各作業でわずかな量しか使いませんが、年間を通すと大きなものになります。毎日の炊事で、無理のない範囲で節約を意識してみましょう。

【使用量の節約術3】給湯器の電源

古い給湯器システムを利用している方は、給湯器の電源をこまめに切るのが効果的です。
古い仕様の給湯器では電源を入れているだけで種火がつけられ、お湯を使用していなくても月500~1,000円ほどのガス代が発生します。
比較的新しいモデルの給湯器では電気によりシステムをコントロールしているため、種火にかかるガス代は発生しないので安心してください。

ちゃんと知っておきたい。プロパンガスの仕組み

ほとんどのプロパンガス会社は「基本料金」と「従量料金」の二部料金制

ガス料金を節約するためには、次にガス料金の仕組みについて理解を深めましょう。どうしてそのガス料金になったのかを理解できないと、どのように節約・見直していくのかが明らかになりません。

ガス料金は、一般的に基本料金と従量料金から成り立っていて、これを二部料金制と呼びます。
二部料金制は、固定の基本料金と使った分だけかかる従量料金が採用されているため、計算しやすいのが特徴です。早速、下記の計算方法を見てみましょう。

ガス代=基本料金+従量料金
例)ガス代14,000円=基本料金2,000円+従量料金12,000円

また、従量料金は、従量単価とガス使用量()から計算でき、計算式は次のようになります。

従量料金=従量単価×使用量(㎥)
例)従量料金12,000円=従量単価500円×ガス使用量24㎥

基本料金、従量料金、二部料金制、ガス代、LPガス、プロパンガス

基本料金と従量料金から成り立つ二部料金制

このほか、使用量に応じて従量単価が変動する「スライド制」や「三部料金制」などがあります。
いずれもガス代の大部分を占める従量料金を計算できれば、料金内訳を把握できます。ガス料金の仕組みを理解できると毎月のガス代に対して原因や対策を考えられるようになるので、必ず覚えておきましょう。

「基本料金」と「従量単価」を確認しよう!ガス会社には直接問い合わせない方が良いかも

ガス料金の仕組みが分かったら、次に基本料金と従量単価について理解を深めていきましょう。基本料金と従量単価を知ることで、ガス代が高くなってしまう理由や節約方法の発見につながります。

プロパンガスの全国平均価格はどのぐらい?

プロパンガスの全国平均価格(二部料金制の場合)

基本料金や従量単価には、地域で異なる平均価格があります。石油情報センターのLPガス公式資料によると、プロパンガスの全国平均価格は二部料金制の場合、基本料金が1,830円、従量料金が20㎥使用で1㎥当たり約550円(2017年6月末現在、税込)です。
ただし、この価格は全国平均のため北海道など従量単価が高い地域も含まれます。一般的に、基本料金は1,700円以内であれば相場内の平均価格といえるでしょう。
従量単価が1立方メートルあたり350円以上ならプロパンガス会の乗り換えメリットがあります

従量単価は、1㎥当たり350円以上なら見直しのメリットがあるといえます。
ガス料金が高いと悩んでる人の多くの場合は、そもそもの従量単価が高いことが原因となっているケースが多いので注意してください。
無理な節約でガス使用量を減らそうとする前に、ガス代の料金設定を見直してみましょう。

プロパンガス料金の相場をより詳しく知るには、「プロパンガス料金の平均が高い理由と相場料金。料金を安くするにはガス会社を見直そう」をチェックしてみましょう。

また、正確な基本料金と従量単価を知るには、契約しているプロパンガス会社に問い合わせるのが唯一の手段です。
ただし、ガス会社に直接問い合わせると多少の値引きなどには対応してくれても、その後ガス会社から執拗に警戒されてしまうリスクもあるので注意してください。
ガス料金について直接問い合わせる顧客が少ないことから、今後のためにも無理な問い合わせは実行しないでおくのがおすすめです(ガスの乗り換えがしにくくなるケースもあるようです)。

ガス料金の詳細を知りたいときは?

このようなことから、ガス料金について詳細を確認したい場合は、いつでも簡単に確認できる見直しサイトなどを活用するのがおすすめです。
ガス会社に直接問い合わせるのが不安な人は、「ガスリサーチの見直し診断」を利用してみてはいかがでしょうか?

「基本料金」と「従量単価」を下げる節約術は、ガス会社の見直し

まず、プロパンガスの平均的な使用量を確認しましょう。

1~2人暮らし 平均6.5㎥
3~4人暮らし 平均8.9~11.3㎥
5~8人暮らし 平均11.7~12㎥
(※2006年 経済通産省調べ)

より詳しく知りたい人はこちらへ

一戸建て、賃貸や季節により使用量が変わりますが、この表よりも極端に多く感じる場合は、最初にご紹介した節約方法で費用を抑えましょう。

それでも、まだ高いと感じるようであれば、契約しているプロパンガス会社との契約を見直すことでガス料金を節約できます。
実は、プロパンガス料金はガス会社が自由に決められるため一律ではありません。そこで見直すべきポイントが、契約しているガス会社との契約内容です。
多くの人は、ガス契約時にガス会社から勧められたプランやサービスに加入しているため、見直すことで基本料金や従量料金を下げられる可能性があります。

また、戸建てに住んでいる人なら個人で契約内容の見直しができますが、実は賃貸(アパート・マンション)に住む人も大家さんに相談することで契約内容の見直しができる場合があります。

戸建てと賃貸のプロパンガス会社の見直し方法

日々の生活(入浴、炊事など)で無理な節約を実行するよりも、ガス会社を見直すことがもっとも効率的な節約術かもしれません。

一番効果的な節約方法は契約しているプロパンガス会社を見直すこと!

プロパンガスの節約術を紹介しましたが、いかがでしょうか?
お風呂やシャワー、調理を工夫することでガス代を節約することができますが、根本的に改善するには、今のガス料金よりも安い会社へ変更することです。

公共料金である都市ガスとは異なり、プロパンガスは自由料金であるため、ガス会社ごとに価格を決めることができます。そのため、悪質なプロパンガス会社が高い料金を請求するケースもあります。
まずは、あなたが使っているガス料金が相場と比べてどのぐらいなのか調べたうえで、ガスの見直しをしましょう。

ガスリサーチの見直し診断」では、使っているガスの種類や住んでいるエリア・都市などをクリックしていくと、簡単にユーザーに合わせたガスの相場料金を調べられます。

まとめ

最後に、ガス料金の節約に欠かせないポイントをおさらいしましょう。

  • ガス使用量の節約術はお風呂やシャワー、調理方法を見直すこと。ただし、無理な節約は大きな負担となるため禁物。
  • ガス料金の仕組みを知ることが節約の近道。ガス料金は基本料金と従量料金の二部料金制から成り立つ。
  • ガス代の節約には何よりガス会社を見直すことが重要。相場料金に収まっているか確認してガス代を根本から節約していこう。

今回の記事を参考に、まずは自分のガス料金を見直して相場料金を知りましょう。ガス料金を見直すことが、毎月の光熱費をお得にしていくための第一歩です!