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家族の安心・安全を一緒に考えてみましょう!

家族の安心・安全を一緒に考えてみましょう!

大切な家族を守れるのはあなただけです。その為に何が出来るのか?【ガスリサーチ】と一緒に考えてみませんか?今回は、ガス事故・火災や自然災害、震災時の備えについてご紹介いたします!

ガス事故・火災に学ぼう

まずは、事故・火災を起こさない為の【備え】ガス事故・火災について学んでいきましょう。

ガスは私たちが生活する上で欠かせない、大切なエネルギーです。しかし、誤った使い方をすれば大事故につながる可能性もあります。
特に毎日家事をされている主婦(主夫)の方々は、家族よりもガスに触れる機会が多いので、きちんとした知識を学び、ガス事故・火災を未然に防ぎましょう。
そして、大切な家族や家の安全を守るために今、ガスリサーチとできることからはじめていきましょう。

都市ガス・LPガスの事故件数

ガス事故の件数は、年々減少傾向にあります。
これは、2008年10月に全口安全センサー付きガスコンロ以外は製造と販売が禁止され、2009年10月からは、全口安全センサー付き以外は製造も販売も禁止と法制化されたことにより、ガスコンロ火災(事故)が大幅に減少しているからといえるでしょう。

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しかし、平成25年の都市ガス・LPガスのガス事故件数は年間782件。なんと一日に約2件ガス事故・火災が起こっているということになります。驚きですよね!

ガス事故の原因ランキング

一般家庭におけるガス事故の原因は一体どのようなものが多いのでしょうか?下記の表をご覧ください。

【外部リンク:<a href="http://www.gkk.gr.jp/biz_data_accident.html" target="_blank">ガス警報器工業会</a> 】

【外部リンク:ガス警報器工業会 】

  • 漏えい着火とは
    ガスが漏れ、引火すること。
    ※火災や場合によっては爆発する恐れもあります。
  • 不完全燃焼とは
    可燃物が、酸素不足のまま燃焼すること。またその際に一酸化炭素
    などを生じる。
    ※一酸化炭素中毒を起こした場合、頭痛・めまい・吐き気・失神などの症状が起き、最悪の場合死亡する可能性があります。

上記表を見ていくと、ガス事故の原因として漏えい着火が群を抜いて多く、平成27年のガス事故件数436件中、漏えい事故は338件。続いて不完全燃焼によるガス中毒などが続いています。

都市ガス・LPガス事故事例

一体どのようにガス事故が起きてしまったのか、実際に起きた事故事例を確認してみましょう。

漏えい着火

事例①
需要家より一口コンロ使用中に、ゴム管に引火したとの一報で、ガス事業者が現場訪問。迅速継手の保護キャップが焼損した。機器用迅速継手のゴム管止めがなかったため、漏れたガスに引火し、迅速継手が焼損したものと推定される。(兵庫県 都市ガス)

事例②
一般住宅で、消費者が家庭用コンロで湯を沸かす際、炎が上がり家庭用コンロ等が焦げる火災事故が発生した。原因は、コンロと末端ガス栓をつなぐゴム管にねずみが噛んだような跡があり、当該部分からガスが漏えいし、引火したものと推定される。(青森県 LPガス)

実例③
消防からの連絡でガス事業者が出動。換気扇の一部が焼損していることを確認した。需要家によると、テーブルコンロを使用する際に、二口あるガス栓のうち、誤って未接続側のガス栓を開栓。コンロを点火時に誤開放したガス栓から漏えいしたガスに着火。(静岡県 都市ガス)

参照:経済産業省 2007~2014年の事故発生状況から一部抜粋

不完全燃焼

事例①
保育園厨房内で厨房員2名が、9時頃と10時半頃に(各1名)体調不良のため受診。血液検査の結果、急性一酸化炭素中毒と診断された。厨房内に設置された鋳物コンロの内1台の空気の取り入れ口が塞がっており、使用中に多量の一酸化炭素が排出されたことと、排気設備も埃などで塞がっており十分な排気が出来ない状態であったことが事故原因と推定。(北海道 都市ガス)

事例②
飲食店において、従業員1名が一酸化炭素中毒の症状(軽症)を訴え、病院で治療を受ける事故が発生。原因は、何らかの要因で業務用ガス機器が不完全燃焼を起こし一酸化炭素が発生。換気扇の排気ダクトも粉で目詰まりしていた等、排気が十分になされず、一酸化炭素を含む排気ガスが室内に滞留したことによるものと推定される。(香川県 LPガス)

参照:経済産業省 2007~2014年の事故発生状況から一部抜粋
事例は一部抜粋したものですので、消費者に防げない事故が起きているのも事実です。
しかし、実際に起きたガス事故の中には、ガス管の破損やゴム管止めの不備、未接続側のガスの元栓を誤って開けたことにより起きた漏えい着火事故や換気不足や排気設備が埃などにより塞がれたことで不完全燃焼が起きた…など消費者がきちんと使用・注意していれば防げていた事故かもしれません。

ガス事故・火災を未然に防ぐには

大切な家族や家財産を守るために、ご自宅のガス器具や使用法を改めて見直しましょう。

ガスの漏れ事故を起こさない為のチェックポイント

  • ガスコンロ
    火がきちんとついていない可能性があります。点火する時に必ず目で確認しましょう。点火操作を繰り返すことで、ガスが器具や周辺に溜まり、引火する場合があります。再点火する時はご注意ください。
    ※ ガスコンロに汚れが付着していたり、エアコンや扇風機などの風の影響で点火しにくい場合があります。
    ※ 電池切れを起こしている場合は点火できません。
  • ゴム管
    焦げやひび割れがないか確認しましょう。
    ゴム管がガスの元栓の赤い線の部分まできちんと差し込まれ、ガス管止めでしっかり止まっているか確認しましょう。
  • ガスの元栓
    使用していないガスの元栓はゴムキャップをつけ、つまみが「閉」になっているか確認しましょう。特に2口タイプの元栓は誤って開けないよう注意しましょう。また、旅行などで家を長く空ける場合はガス会社に閉栓の手続きを依頼することを検討されるとよいでしょう。
  • ガス警報器
    ガス警報器をつけることによって、ガス漏れを未然に防ぎましょう。また、コンセントが抜けていない確認しましょう。
    ※ガス警報器の交換期限は5年です。
  • ガス器具
    上手く作動しない、作動音の異変を感じた場合は速やかに器具メーカーに点検を依頼しましょう。また長年使用しているガス器具も「経年劣化」を起こしている可能性があります。ご注意を!

不完全燃焼を起こさない為のチェックポイント

  •  換気
    ガスコンロや小型湯沸かし器などを使用する場合は、換気扇を回すか、窓を開けて十分に換気しましょう。またストーブやクーラーを使う場合は1時間に1~2回、窓を開け換気するように心がけましょう。
  • その他燃焼器具
    屋外から給排気する燃焼器具(FF式ストーブ)は、排気口がふさがっていないか、また排気筒の先端がきちんと野外に出ているか確認をしましょう。
    CF式風呂釜をご使用されている方は排気筒・煙突にサビや破損がないか、また落ち葉や鳥の巣などで塞がれていないかもあわせて確認しましょう。
    古いタイプの燃焼器は不完全燃焼防止装置がついていない場合もあります。また「経年劣化」を起こしている可能性もありますので交換することも検討してみましょう。

今回、ご紹介したチェックポイントを参考にご自宅のご使用状況を改めて確認し、事前にガス事故・火災を起こさない環境づくりを心掛けてみましょう。
また「一気にチェックするのは面倒・・。」と感じてしまうようであれば、日常生活の中で習慣化するというのはいかがでしょうか?
ガスコンロ使用後の清掃時に点検する、外出時には必ず排気筒・煙突を目視してみる、ガスを使う時は換気扇を回す・・などいつもの生活の中で少し意識することで防ぐことが出来るなら、ぜひ実践して頂きたいと思います。また、一人で点検するのではなく、ご家族と協力しお互いに声がけをすることで、更に安心できますよね。
防げる事故・火災は起こさない!この言葉を目標に、皆さん【備え】てみましょう。

震災・火災・自然災害について

では次に、予期せぬ震災や火災、自然災害が起きた場合の【備え】について考えていきましょう。

2017年2月に損保ジャパン日本興亜が実施した災害への備えに関するアンケート結果によると、約8割の方が“東日本大震災以降、防災の意識が高まった”と答えています。
しかし、“現在行っている地震(津波)への備え”については何も備えていない方が2割近くに上り、また“地震(津波)以外の備えをしている災害”については約半数の方が何も備えていないと答えています。

災害はいつやってくるかわかりません。
被害を最小限で抑えるために、普段から災害に備え、身の安全を守るように行動することが大切です!チェックしてみましょう。

災害時の備え編

ホームセンターやインターネットで気軽に購入できます。

ホームセンターやインターネットで気軽に購入できます。

・震災時に家具が転倒しないよう固定する

 

1995年1月の阪神・淡路大震災では、住宅の全半壊は免れたにもかかわらず、全部屋の約6割で家具が転倒し、部屋全体に散乱したそうです。建物が無事でも、家具の下敷きになってけがをしたり、転倒した家具などでドア(窓)が塞がってしまい、安全な場所に避難することが出来なくなってしまう場合もあります。また、家具を固定するだけではなく倒れることも想定して家具の配置をしましょう。
【外部リンク:地震による家具の転倒を防ぐには 総務省消防庁

・非常用持ち出しバックの準備
大災害が発生した場合は、ガスや電気、水道などといったライフラインが止まってしまう可能性があります。避難場所から自力で生活できるよう普段から飲料水や非常食など常備しておくようにしましょう。
また、災害時に何が必要なのか確認したい方は下記のリンクをご確認ください。

 ・ご家族同士の安否確認を確認する

一刻も早くご家族の“無事”を確認されたいですよね

一刻も早くご家族の“無事”を確認されたいですよね

災害はいつ発生するかわかりません。もし、ご家族と離れているときに災害が発生した場合を想定して、日頃から安否確認方法や集合場所を確認しておきましょう。
また、携帯電話を持っている場合でも、災害時は回線がつながりにくくなるため、下記の「災害ダイヤル」や「災害用伝言版」などのサービスを利用しましょう。

・避難場所、避難経路の確認

家族できちんと決めておきましょう!

家族できちんと決めておきましょう!

上記でもお話ししましたが、家族離れた場所で災害が起きてしまう可能性もあります。日頃から災害時の集合場所を確認しておきましょう。また、災害時は建物の倒壊や、火災・津波などで思うように避難できない場合が考えられます。国土交通省が発表しているハザードアップを参考に避難経路や避難場所を考えてみましょう。

また、弊社のホームページ内“大地震発生!ガス漏れ発生!プロパンガス(LPガス)使用時に取るべき行動とは?” にも災害時の対処法をご紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

また、災害後の【備え】としておすすめなのが火災保険です。
阪神・淡路大震災では約64万棟、東日本大震災では約116万棟の住宅が損害を受け、その中には地震火災により燃えた住宅も多く含まれます。被災後や災害後には体力や精神的にも大きなダメージを受けています。そこに家の再建の為の費用負担…と考えただけでもゾっとしますよね。

まとめ

今回は、ガス事故・火災や災害時の【備え】についてお話しをさせていただきました。
起きていない家事や災害を想定して備えるというのは、なかなか難しいことだと思います。
ただ、少しの意識で防げる可能性があるなら、【備え】て損はないと私は思います。
だって、失ってから後悔しても、時間は戻ってくれることはないのですから・・・
大切な家族や家を守る為に、今できることからはじめてみましょう。